男女共同参画推進室では、文部科学省「女性研究者研究活動支援事業」における若手研究者育成事業の一環として、“あおいセミナー”を下記のとおり開催いたします。
あおいセミナーは、若手の研究者から 研究者としてのキャリア形成のヒントを得るためのセミナーです。
対象者
- 働き続けるコツを知りたい学生・院生(男性も大歓迎)
- ライフサイクル(結婚・出産・育児)との付き合い方を考えたい学生・院生・教職員
- 興味のある方なら誰でも
学年、分野、性別を問わず、広く公開いたしますので、是非、関心のある学生さんにご周知いただきますよう、よろしくお願いいたします。
事前お申し込みは不要です。 多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。
第2回あおいセミナー
日時 | 2014年3月8日(土) 13:30〜16:30 |
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場所 | 5号館3階 5352号室 |
テーマ | 女性研究者による公衆栄養学の教育研究のこれまでと今後の発展 |
講師 | 古川 曜子氏 (京都光華女子大学 講師) 池田 順子氏(本学非常勤講師/京都文教短期大学名誉教授) |
内容
私たちは1995年に予防医学と公衆栄養学の教育と研究に携わる女性研究者の研究会を発足させ20年になります。
きっかけは出産を期に離職した後輩の女医が、いつかは復職したいと希望しており、その支援の目的で5名の女性研究者が集まって、研究会を開催したことです。
当初は月1回、現在は年3回のペースで論文抄読、研究発表、論文作成の相談、そして公私にわたる情報交換を行ってきました。
メンバー全員が子育てを経験しており、先輩がロールモデル、お互いがメンターとなり、コーチングを勉強して、仕事と家庭生活を両立させてきました。
離職した人は、子育てが一段落した後、産業医としての復職を果たすことができました。各人の所属は多岐にわたり、ネットワークが構築できました。
現在は、学生教育の改善や若手研究者の育成を心がけています。今回は、京都府内の4大学1専門学校の管理栄養士課程の公衆栄養学担当教員(全員女性)が連携協力して
取り組んだ公衆栄養学教育の学生評価に関する調査結果を共有し、学生教育をさらに良いものにするための話し合います。
講義、演習及び臨地実習を含む実践的教育研究と生活との調和のとり方について、経験の共有やお互いの助言を行い、
教育研究と生活の質と充実させることを目的とした討論を行います。
※協力:大学院生命環境科学研究科 健康科学研究室
セミナー案内チラシ
第2回あおいセミナー案内(PDF形式, 297.64 KB)