3月10日(火)、2014年度研究支援員制度利用者による利用報告会を開催しました。
報告会では、今年度制度を利用した研究者7名が、それぞれの育児や介護の状況を説明し、支援員に依頼した業務内容と支援を受けたことによる研究・生活面での成果を報告、さらに研究支援員制度への感想や要望等について一人5分間ずつ発表しました。その後、築山学長、男女共同参画推進委員会委員、推進室スタッフとの意見交換を行いました。
利用報告では「制度を利用することで物理的・精神的負担と焦燥感が大きく軽減され、支援員制度を受ける前に比べて質・量ともに研究業績をあげることができた」「産後初めて海外での学会発表を行うことができた」「育児短時間勤務中にもかかわらず論文投稿や学会発表の準備ができた」「例年に増して多忙を極める中、子育てと仕事を調整できるかが不安だったが、頼れる人がいるということは精神的に大きな支えとなった」といった感想が述べられ、本制度がライフイベント中の教員の研究活動の継続、推進に大きく寄与していることがわかりました。