11月21日(金)、第1回目「たまごカフェ」を本学稲盛記念会館1階京都北山Deli Cafe たまごにて開催しました。院生・学生等10名が参加しました。
「たまごカフェ」は、研究者を志す院生・学生同士の学年や専門分野を超えた交流を目的として、本学若手教員等からの話題提供や、参加者同士で気軽に意見交換を行う場です。
第1回目となる今回は、公共政策学部福祉社会学科の中根成寿准教授がスピーカーを務め、「男性研究者が、女性研究者と、生活すること」というタイトルで話題提供がありました。
前半は、ご自身とパートナーのキャリアの道のりを略歴年表で示しながら、まずは互いのキャリアの継続を最優先事項としてきたことや、各段階で感じていた不安や将来のビジョンについてお話し頂きました。また、現在の生活については、育児と研究の両立において、以前と比べて生活時間の配分がどのように変わったかや、研究時間の確保が難しいながらも、ベビーシッター等を利用した生活スタイルについて紹介頂きました。後半は意見交換の時間とし、参加者からは質問や感想が自由に出されました。
参加者アンケートでは、「実体験に即したお話は、キャリア、生活面のモデルケースとしても参考になりました。」「研究者同士が共に生活していくことの大変さを感じました。中根先生が仰った通り、誰とパートナーになるかが大切だと思いました。」「研究者を目指すことがそんなにリスクが高いとは思いませんでした。先生のお話、意外なことがいっぱいです。」といった感想が寄せられました。